つがいの ツバメ

なぜに・・・。
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一昨日の夕方、帰宅したらツバメの巣が落ちていた。
あまりのショックで、言葉を失う。
誰が?
・・・カラス、だと思った。
時々、様子をうかがっていたのは知っている。
そんな時は、ツバメもあまり巣作りはしていなかったのに。
落ちた巣の周りでつがいのツバメがいつもとは違う、凄い鳴き声で、ぐるぐる回っていた。
可哀想だった。

ちょうど、ご近所さんが犬の散歩をしており、
ツバメの巣が落ちてしまって、多分、カラスだと思うが、どうしたらいいかとお聞きしたら
「カラスは襲うよ、襲う襲う!ずるいもんで。うちも昔やられてね、でも1週間か2週間後に
またツバメが戻ってきて、1匹だけ孵ったよ。巣をカップラーメンの容器にね、
入れてね。だから、ひょっとしたら戻るかもしれないよ。カラス以外にも
雀もね、気をつけないと!巣を横取りするからね!」と。

自然界は厳しい。
分かっていたつもりだけど、知らないことも多く、甘かったな。

カラスが嫌われるのがわかった。そしてカラス・・・憎い!と思った。
そして、その時、自分の感情にハっとした。

こうゆう人間の抱く気持ちが、争いとなり、戦争になるんやな、と。
この感情がベースなんやなと。
それと共に、カラスにしたら、ツバメの卵は、単なるエサに過ぎない。
いのちの為に。
cocoaだって、植物、動物を食べている。
カラス憎いなんて、いえたもんじゃない。自分のことは棚に上げていた、
愚かだな、って想った。

都会では見ることのない、ツバメ。
そして巣。
嬉しくて可愛くて可愛くて、なんとか我が家から元気に巣立って欲しくて、
玄関の外灯の上に巣を作っている為、はじめましてのツバメたちを驚かせたくなったので
玄関から出入りはしなかったし、宅配も自宅ではなく、会社に届けてもらっていた。

でもそれが、カラスに隙というチャンスを与えたのかもしれない。
ツバメの為に・・・なんて思った、こちら都合の、おこがましさ。
卵の落ちた跡を見ると、残念で仕方ない。
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自然のものは、自然にまかせるほうがいい、ということ。

でも、落ちている巣を見ると、このままにしておくことは、できなかった。
完成していた巣は、素晴らしかった。
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つがいで、一所懸命に、枝を集めて泥を運んで、羽をしいて、ふかふかにしてる。
涙が出た。

【羽布団やんか・・・!!】

羽布団で我が子を迎えている親鳥の気持ちが、たまらない。

最後の、こちら都合だが、巣は元の位置に戻した。

どうなるかわからないけど、あの巣を見ると修復できる状態に思えたし
何とか希望を持ちたい。
ツバメに任せよう。

ただ、こちらとしても、もうカラスには見つからないようにしてやりたい。
目隠しだけをした。
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そして人の出入りも通常に行う。
気兼ねなく玄関から出入りして、ツバメには、慣れてもらう。
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危険だと思ったら、他に移動してくれたら、いい。
安全なところで、巣をつくって。

今朝、ベランダから、つがいのツバメを見た。
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電線に並んで、毛繕いをしていた。

昨日の事は、昨日の事。というような、そんな姿だった。

そして飛び立った。
たくましい。
美しい。

自然界には、後悔がない。
そう、感じた。

昨日は残念で涙したけど、今朝はツバメのたくましさに、感涙!!
朝から気分が良かった。

自然から多くのことを感じ、学ばせてもらっている。

ありがとう!!
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by cocoa0326 | 2015-05-21 05:39 | Nature